片麻痺を悪化させる要因 降圧剤によって半身不随に (動画あり)
片麻痺の回復を妨げる要因第一位、それは降圧剤の服用ですね。
自分はそう考えています。
長い臨床でよく感じていましたが、降圧剤をしっかり服用し血圧を管理している方は何となく元気がなく、麻痺の回復も遅いということです。
しかし、当時はなぜだかわからず、医師のすることに間違いないと思っていたのです。
今考えると無知って怖いですね。医学書を疑うこともせず、そのまま信じているなんて!!
その後、降圧剤の服用に医師の間にも賛否があることを知り、自分なりに調べてみました。
特に高齢者は降圧剤によって脳梗塞が悪化するという事実。
あたり前ですが、もともと動脈硬化等で脳血流が悪いのに血圧を下げるともっと血流が低下してしまい、梗塞が悪化することは誰が考えても解ることでしょう。
しかし臨床医学は、一部のデータで高血圧が動脈硬化の原因と決めつけ、何でも下げようとする。それも薬で…。
数値のみ下げて何の意味があるのでしょう。血管の状態は変わっていないのに…。
すごく安易な考えですね。
人間のすべての症状は意味があるのです。
高血圧は、歳とともに硬くなる血管(これは単なる老化)に対し末梢組織まで血流を届けるために反応している自然現象です。
それを降圧剤で無理に下げると、脳血流は低下し麻痺は回復するどころか悪化するのみです。
麻痺だけでなく脳機能の低下を招くでしょう。
認知症が増えた時期も血圧管理が厳しくされ降圧剤が市場により出回るようになった時期とほぼ一緒ということです。
降圧剤によって半身不随にと!衝撃的なデータも出ています。
フランスのリヨン大学が1999年までの7つの研究をもとに結論をだしています。その後の研究でも同じような結果が出ているのです。
「降圧剤を服用すると、軽度の心臓・脳血管系の病気は減るが、死亡率はかえって増える」との結果です。
日本の循環器学会でも「1980年の国民栄養調査」で調査対象になった人たちを14年間追跡調査しました。
結果は、どの血圧の範囲でも、降圧剤を使うと脳梗塞その他で運動障害などを引き起こし、自立できない人が多くなっています。
14年後の自立率も降圧剤を服用しない場合は80% 使った人は10~30%でした。
これは凄い数字ですね。
こうした研究結果は諸外国問わず日本でも多数発表されているそうです。
高血圧だからと言って降圧剤を服用すると寿命は縮み自立度も落ちるのです。
高血圧も含めて症状は体が治ろうとする反応です。
それを西洋医学はすべて悪とし抑えようとする。何と軽率な発想でしょうか?
降圧剤は安易に服用するものではありません。
これは複数の長期データで示されています。
今回は始めてなのでこれ位にして。